3月16日、入院なんてことはめったにない出来事なので不安にもなります。11時までに病院へ行かないといけません。主人に病院まで送ってもらい、着いたら受け付けです。院内の説明やらスケジュールやらを聞いて、部屋へ移動。ここで主人とはお別れです。
大きな不安というか、寂しさみたいなものにがよってきました。ドキドキしながら部屋へ案内されて、当然ながら楽な格好に着替えさせられます。持ってきた楽な格好(いわゆるパジャマ)に着替ました。
次は担当になる看護士さんからいろんな質問が 始まりました。体調のことやら、性格まで聞かれました。そうしてるうちに昼食です。期待は全くしてなかったけど、いきなりお粥です。当たり前ではありすが入院患者であることに納得させられました。
午後は特別に何もなく、屋上や売店を見に行ったり、ウロウロしてベッドの上でボ〜っと過ごしました。売店で買ったクッキーをこっそり食べてみたりもして。多分(絶対かも)食べてはいけないので、隠しておくことにした。(※ぜったいにまねをしないでください)
18時に夕食です。もちろんまたお粥。潰瘍性大腸炎症の食事なので、全く油っけのない、良く言えば超ヘルシーな食事なんです。ここでまた更に患者であることを思い知らされて凹んでまいました。
私の場合、食事制限が一番の苦痛のようです。こんな食事では元気がなくなると思い、栄養士の先生がくれたプリントを見て食べてもいい物の中に腹持ちの良いバナナがあったので、すぐに主人に「バナナを持って来て!」とメールしました。
18時の夕食をがおわって、約3時間。消灯が22時です。起床が7時なので、9時間寝ることになるんです。いつも5時間くらいしか寝ない私が9時間も寝ることになるのです。まず寝てみて12時に空腹がやってきました。目が覚めるとトイレに行きたくなるんですよね。空腹に耐えながらウトウトして午前3時、また目が覚めてトイレへ。そのあとはなかなか寝付けず、寝れるなかと思ったら7時起床です。朝にはよくわからない疲れが残ったまま起きることになります。これが毎日続くのかな〜と思うと…ゾッとします。毎日夜が来るのが恐怖です。
3月17日、朝起きて携帯テレビを見ていました。8時に朝食です。お腹は非常にすいていたのでとても美味しかった。朝食のあとは、看護士さんが入口から近いベッドから順に検診がはじまります。体温をはかって、血圧を計ります。食事は全部食べれたのか、排便の様子も詳しく聞かれます。
肛門科なのでヂの手術して入院してる方か多いのです。皆、傷の痛みと戦っているようです。痛み止めのお薬の話や傷の治り具合の話が聞こえます。わたしは腸なので特別どこが痛いわけでもなく、手術もするわけでもないので見た目普通の人なんですよね。薬が効いてるので“元気?”なんです。場違いなような気もします。
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